留学先で盗難に遭ったパソコンやデジカメは補償される?

留学先で盗難に遭ったパソコンやデジカメは補償される?

留学してから4ヵ月ほど経ったある日、借りているアパートに帰宅し、ドアを開けようとしたところ、カギが壊されている! 家の中を確認したところ、日本から持って来ていたパソコンやデジカメが盗まれていました。こんなときは、海外旅行保険で補償されるのでしょうか?

通常の海外旅行保険には、携行品損害の補償を付帯することができますが、居住施設内での盗難事故は補償の対象外となっています。居住施設とは、一戸建住宅の場合は当該住宅の敷地内、集合住宅の場合は被保険者が居住している戸室内をいいます。つまり、借りているアパートの中での盗難損害は携行品損害としては補償されません。

こういう場合に備えるためには、「生活用動産損害担保特約条項(長期契約用)」を付帯しておくことをお奨めします。生活用動産損害担保特約条項(長期契約用)は、通常の海外旅行保険には付帯されませんが、留学保険としてパッケージされている保険では付帯されていることが多いようです。留学保険では、このほかに、借りているアパートの失火責任による賠償責任の補償や、ご家族の死亡・危篤による一時帰国費用をカバーする「緊急一時帰国費用補償」などを付帯することができます。通常の海外旅行保険にプラスして留学による長期滞在をサポートしてくれる補償になっています。

旅行の目的に合わせて保険を選ぶようにしましょう。特に長期滞在の場合には、生活スタイルによって想定されるリスクを考えておくことが必要です。

この事例では、保険証券を調べてみると、留学生保険に加入していることが分かり、盗難損害の補償を受けることができました。さっそく保険会社に連絡して、保険金の請求方法を尋ねました。保険金請求書には、盗難証明書を添付する必要があるとのことで、警察署に出向いて書類を整えました。

なお、盗難にあったパソコンやデジカメの損害について支払われる保険金は、購入代金ではなく、時価となります。減価償却分を差し引いて支払われます。

16-T21916(2017年2月作成)

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